~いつもの風に吹かれて~

二人の息子たちのゴルフ と なんでもCanでも

これまで(6年間)の、ゴルフスクール⑥ ~オーストラリアゴルフとの出会い~

さあ、新しいコーチのもと、

世界基準のスイングに取り組みました。

 

しかし・・・、

 

大変です。

これまでの2年間の、「縦振り」のクセがなかなか取れません。

3ヶ月を経つ頃、ボールがどこに飛んでいくかわからない時期も、

ありました。

 

コーチに相談すると、

「なかなか、クセって取れないんです。

 形になるまで、2年かかると思いますよ。」

 

と、言われましたが、本当でした。

結果、形になるまでには、2年かかりました。

 

ゴルフを始めて2年です。

2年しか、日本の縦振りをしていないのに、

しかも、小学3年生と1年生です。

 

日本の縦振りを5年くらいしてたりだとか、

中学生とかだったら、いったい、どれほどの時間が

かかっていたのだろうと思い、考えるとゾッとします。

 

あ~、日本って、ゴルフに関しては本当に閉鎖的で、

後進国だなぁと、つくづく思います。

 

このスイングの差は、試合でもハッキリと出ます。

とくに、2人もアプローチのボールの質にハッキリと

変化がでてきました。

「フェースにボールが明らかに乗っかっているのです。」

 

だから、下り傾斜のアプローチも大丈夫です。

バンカーも怖くないです。

 

 

私自身、このスイングに出会い、この頃から、

スイングマニアになりました。

子どもたちの試合に行っては、上位の子たちの

スイングを観察するようになりました。

 

95%の子どもたちが、「日本の縦振り」でした。

アプローチも1種類だけで、ただ単に、フェースで

弾いている打ち方がほとんどでした。

 

同じような打ち方をしている小学生には、

全国大会でずっと見ていても、今までに3人ほどでした。

 

しかし、高校生のトップクラスになると、

けっこう、同じようなスイングを見かけるようになります。

 

小学生ゴルファーは、その辺のレッスンプロに通うしかないから、

なかなか海外で修行していたプロには出会えないのかなと思います。

 

また、インターネットで見ていても、

「自分はオーストラリアで、有名な誰々のもと、修行してきました」

と書いているコーチもいますが、

よく見てみると、期間3ヶ月とか・・・。

 

3ヶ月?

そんなもの、今、ま~ひ&は~ちんがオーストラリアに行ってる

期間とかわらないです・・・。

やっぱり、2~3年は、行って修行しないと。

 

私たちのコーチも、何年間もゴールドコーストに滞在し、

その間に、いろんなプロを渡り歩いたと言っていました。

 

話を、レッスンに戻すと、このコーチの考え方は、

「ボールと戯れる」です。

 

ドロー、フェード、高い球、低い球・・・。

アプローチも、いろんなクラブを使って、

いろんな種類のアプローチを教えてくれます。

 

「俺がゴールドコーストにいてる時にね、賞金女王になった、

 女子プロの〇〇が修行しにきたんだよ。

 賞金女王になったから、エラソーだってね。」

 

「海外では、アイアンでフェードが打てるっていうのが、

 当たり前の話なの。

 硬いグリーンにボールを止めるためね。

 しかも、ミドルアイアンで。」

 

「でも、その女子プロ、エラソーなくせに、

 ドローしか打てないの。

 そしたら、オーストラリアのプロに、

 『なんだ?お前。 アイアンでフェードも打てないのか?

  本当に賞金女王か?』

 って、ボロカス言われて、泣いて帰ってよ。(笑)」

 

というような話をしてくださったり、

 

「日本人てね、サンドマンって言われてんだよ?

 だって、アプローチでサンドしか使わないでしょ。」

 

そういえば、タイガーウッズもFWでアプローチしてたような・・・。

 

そう、日本は固定概念の国です。

これは、会社でも学校でも、同じですよね。

ゴルフにしても、「真っすぐ打てる」ことが、

「良いこと」だと思っている、レッスンプロ&親が多いのでは・・・。

 

当時、は~ちんは、試合でもドローもフェードも打っていました。

小学2年生くらいでした。

そんな2年生、誰もいません(笑)

 

スコアを出している子たちは、もちろん「まっすぐ」です。

は~ちんは、ボールを操ることにゴルフの楽しさを見つけたようで、

これが将来の発想力とか、対応力につながるのではと思います。

 

とにかく、このコーチとの出会いは、

ゴルフの全てを変えてくれる、本当に運命的な出会いでした。

 

興味を持たれて、コンタクトをとられたい方は、

遠慮なく言ってください。

おそらく、インターネットでは発見できないと思います。